東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 分山研究室
分山 達也 准教授
2012年に九州大学において再生可能エネルギーのポテンシャル評価に関する研究にて博士(工学)を取得。2012年に公益財団法人自然エネルギー財団研究員となり、エネルギーシナリオ分析、国内外の系統運用政策の調査やアジアスーパーグリッドの実現可能性調査に従事。2018年に九州大学エネルギー研究教育機構准教授となり、電力系統モデル電力市場モデルや再生可能エネルギーの社会的受容性についての研究を実施した。2022年より東京工業大学、環境・社会理工学院、エネルギーコースに所属している。専門分野は高比率の再生可能エネルギーの統合シナリオの分析であり、GISや容量拡張モデル、経済負荷配分モデル、発電起動停止モデル、市場モデル、系統モデルなどを用いて研究を実施している。さらに、数理社会学の応用による再生可能エネルギーの社会受容性の研究にも取り組んでいる。
2018年 – 2022年
2012年 - 2018年
2012年 – 2018年
九州大学エネルギー研究教育機構 准教授 (工学研究院地球資源システム工学部門を兼任)
公益財団法人自然エネルギー財団研究員
代表取締役(非常勤), REL Engineering Corp.
論文等
[1] Kuwahata, R., Merk, P., Wakeyama, T., Pescia, D., Rabe, S., & Ichimura, S. (2020). "Renewables integration grid study for the 2030 Japanese power system." IET Renewable Power Generation, 14(8), 1249-1258.
DOI: https://doi.org/10.1049/iet-rpg.2019.0711
[2] Tatsuya Wakeyama, Ko Setoguchi, Romain Zissler and Keiji Kimura (2020) "The Impact of Renewable Energy Expansion on Power Exchange Prices in Japan", Proceedings of 10th Solar & Storage Integration Workshop 2020
[3] Romain Zissler, Tatsuya Wakeyama and Jeffrey S. Cross (2021) "International electrical interconnection to unlock solar photovoltaic potential and accelerate progress towards carbon neutrality in Japan and South Korea", Proceedings of Renewable Energy Grid Integration Week 2021
[4] 分山達也、自然エネルギーの導入拡大に向けた系統運用―日本と欧州の比較から―、自然エネルギー財団報告書、2016年3月 https://www.renewable-ei.org/activities/reports_20160303.php
[5] 馬奈木 俊介, 尾沼 広基, 藤田 敏之, 板岡 健之, 原田 達朗, 岡田 重人, 島谷 幸宏, 村川 友美, 柿本 浩一, 西澤 伸一, 矢部 光保, 村田 純一, 分山 達也, エネルギーの未来 脱・炭素エネルギーに向けて, 中央経済社, 2019.03 ISBN:9784502285219
[6] 丸山 康司、分山 達也、古屋 将太、尾形 清一、島田 泰夫、本巣 芽美、松田 裕之、西城戸 誠、門畑 明希子、飯田 誠、再生可能エネルギーのリスクとガバナンス、ミネルヴァ書房、2015年10月 ISBN : 9784623073733
受賞等
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Best Papers 2018 in the 8th International Workshop on Integration of Solar Power into Power Systems (Stockholm, 2018)
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日本風力エネルギー学会優秀発表賞(第40回風力エネルギー利用シンポジウム,2018年)
- 日本エネルギー学会奨励賞 (2011年)